これまでベトナムに入国する手続きは煩雑だけど、日本への入国はそんなに面倒でないという感じではありましたが、緊急事態宣言が出たことで日本の入国手続きが大きく変わっていました。
1.日本入国の72時間以内に検査した陰性証明が必要に
緊急事態宣言が出た1月14日以降、日本入国の際にはベトナム同様に陰性証明が必要になりました。
なくても入国はできるらしいですが、一時的に隔離施設に入り3日後の検査で陰性であれば退所できる、、
という文が外務省ページに記載されており、私は飛行機搭乗前に陰性証明を取得しました。
調べますとPCR検査を受けられる病院は沢山あります。
ただ今回日本が求める内容が記載されている証明に対応しているところは少ないようです。
ホーチミン市では7区のFV病院は内容がほぼ対応しており利用しました。
今後は対応している病院が増えてくると思いますが、一応注意が必要かと思います。
外務省が求める内容、フォーマット:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html
私は深夜便でしたので、早く受けすぎると72時間以内にならなくなるため、前日の朝に受け、夕方受け取りをしました。
2.タンソンニャット空港での手続き
搭乗手続きはベトナム人の方で混んでいました。
私の前日に帰国された方に話を聞いていたので、3時間前の20:30に着いたのですが確かに長蛇の列でした。
ただWEBチェックイン済の荷物の預けだけは空いておりすぐできました。
WEBチェックインは必ず行った方が良さそうです。
しかしそこで知らなかった手続きがありました。
厚生労働省のWEB質問票です。
こちらの記入内容は、入国後の手続きの際に必要になります。
時間にゆとりがありましたのでカフェで行えましたが、そうでない方はできれば空港に来られる前に行った方が良いと思います。
この用紙が荷物を預けた際に渡されました。
QRからWEBにアクセスされ、アンケートに答えていくことになります。
終わりますと最後にQRコードが画面に映り、スクリーンショットをしておきます。
このQR画像は入国後に必要になります。
またこれは日本の空港に到着してからでも間に合うのですが、健康状態の確認連絡が入国後に厚生労働省からくるそうで、その受信は電話かLINEでのアンケートとなるそうです。
合わせて登録をしました。
このQRをLINEで読み込むとすぐ友達になり手続きできます。
3.出国手続き
搭乗手続きと異なり空いていました。
カフェで時間をつぶして、45分前からでも問題ありませんでした。
4.機内
機内で誓約書と流行地域にいたかのアンケートが渡されます。
到着してから、当局の指示で全員が記入が終わらないと降りられないと言われました。
降りた後もそうなのですが、込み合わない様に時間をかけられます。
最終的に入国手続きに行くまで2~3時間位かかりますので、迎えに来て頂く方はここからの時間を見込んでおいた方が良いと思います。
5.PCR検査と隔離先の確認などなど
到着後にPCR検査を受けます。
検査はベトナムと異なり唾液検査なので辛くはないです。
ただ羽田の場合、検査を受けるまで、検査の結果をもらえるまでに国際ターミナルを1周する位歩かされます。。
検査に行くまでに、歩きながら機内で書いた誓約書とアンケート、ベトナムの陰性証明、アンケートを答えた際のQRの確認ポイントが数度あり、
PCR検査を受けたあと、隔離先とそこに行くまでの手段の確認、検査結果待ちとなります。
公共交通機関は使えないので、高いですがハイヤーの予約票があった方が説明が早く良いと思います。
私が使った会社はベトナムで予約した際に羽田から横浜関内まで2,4万円位でした。
高いと思ってましたが、当日その場で急に取ると4万円位だったそうです。
できれば事前に取られた方が良いと思います。
6.荷物受け取り
検査結果が出た後に入国手続き、荷物の受け取り、税関になります。
空いており、荷物はすでに並んでいます。
税関もすぐに受けられますが、いつもはあまり見ない、食品が荷物に入っているかの確認をする犬の確認を受けました。
あまり食品を持って行く方はいないかもしれませんが、一応気を付けた方が良いと思います。
7.隔離
私はハイヤーで移動しました。
高速は想像以上に空いています。
街中も時短でなく、休業しているお店が多く、ニュースでは知っていましたが、実際に目の当たりしてびっくりしました。
まだ隔離2日目の為何も連絡がありませんが、恐らく3日にLINEで連絡がくるのだと思います。
私は緊急事態宣言直後でしたので、今後何か変わることもあると思います。
必ず大使館ページなど、最新の日本の情報を直前に再度確認されてください。
日本大使館:https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona0108.html
これから帰国される方は注意をされて下さい。
弊社ではベトナムのビザ取得などを含める入国手続き、労働許可証、会社設立、ライセンス取得などを行っております。
ベトナムに入国する際には、入国に必要な手続きを行う必要があります。
弊社では、ホーチミン市及び近隣省の企業のお手続きを行っておりますが、各省で手続きの内容が異なります。
ホーチミン市の場合
労働名簿の掲載手続き
人民委員会の入国承認手続き
入国管理局の入局許可証もしくはビザ手続き(手続きには上記の労働名簿、入国承認が必要です)
保険局の隔離計画承認手続き
入国の際には入国許可証かビザ、隔離計画、日本での3日~5日以内のPCR陰性結果、ホテルまでの移動手段が求められるようです。
お手続きには身元保証する会社が必要になります。
お気軽にお問合せ下さい。
日本東京窓口
鈴木秀章 suzuki@propolifevietnam.com
ホーチミン市窓口
魚山隆宏 uoyama@aodaihousing.com
法務全般:Mr.トン弁護士
ビザ、入国書類:Ms.ユン
労働許可証、労務、会計、ライセンス:Ms.ヴィ