レッドインボイスなどの管理体制
ベトナムで事業を行う際には、許認可制となっており、許認可を受けたものをライセンスという形で管理省から企業に発行されます。
売上を上げる際は、レッドインボイスというベトナム独自の領収書を発行することで計上でき、相手方はこれを持って経費にできるということになります。逆にこのインボイスがないと損金計上ができないことになります。このインボイスは税務署指定業者で作ることもでき、税務署に登録し入手することになります。
現金での取引に関しては、20,000,000VND(約9万円)まで、それを超える場合は銀行振り込みでの取引しかできないというルールもあり、これらは管理体制の1つとなっております。
税務調査
3年~5年くらいを目安に税務署の税務調査が行われることがあり、税金が適切に支払われているかの確認を受けることになります。その際には、財務諸表だけでなく、ライセンスやインボイス、インボイスのエビデンス書類として、契約書、見積もり、完成書などと合わせて確認が行われる場合があり、追徴の法人税の金額がないかの確認が行われます。また書類が不適切な場合に、ペナルティーの対象となってくる場合もあります。
ベトナムで外資企業は、年1回会計監査を受けることになっており、監査で指摘されたことは改善していくことも大切になってきます。
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